グラフィックってもしかしてアナログの頃が面白かったんじゃないか?
- bobomind
- 2018年1月5日
- 読了時間: 2分
グラッフィックって雑誌とかでしか見たことなくて今まで気づかなかったんだけど、グラフィックにもアナログの時代があったんだよなって気づいてそれってかなり重要なことなんじゃないかって最近思い始めた。
なぜかっていうと紙媒体で見たときは平面だけなのでデジタルで描いたイラストと同じような感覚で見ている。でもアナログで描いてた時期ってのはそうじゃなくてアナログならではの質感とか味があるんじゃないか?多分あると思う。
アナログで描くってことは色ムラや質感、凸凹なんかがあるわけで、完全なフラットである印刷とは情報量が全く異なるのではないかと考えている。先日ワターシが試したのは、岩絵の具でキャンバスにベースを厚く塗る。なぜ厚塗りにするかといえば、岩絵具ならではの独特の質感が出るからだ。
そしてその上からアクリルで塗っていくという手法を用いた。これが手前味噌ではあるがなかなか良いんだよ。やっぱ質感が良くて、存在感がある。ただし、少し渋くなり過ぎてしまっている。
例えば横尾忠則さんのイラストは配色がすごくて凄く良いんだけど、生で見たときはポスターより、画家宣言してからの絵の方が良いんじゃないか?なんて考えてしまう。
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多摩美の講義を見ていて講評があったんだけどそれを見て佐藤可士和さんが指摘するのはアナログで描いてない点が多かった。
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