中村正義展 日本画を超えてを鑑賞
- BOBOMIND
- 2023年2月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年3月5日
今日はワターシの大好きな美術館へ行ってきたのじゃ!!
中村正義さんの作品は今までにいくつか見たことあったのじゃが、今回の展覧会も素晴らしかったのじゃ。
一番驚いた作品は、おそれBとおそれAなのじゃ
これは美術館の隅で座っておる人おるじゃろ?
監視係さん?学芸員さん?どちらかよくわからないのじゃが
その人に聞いた話なのじゃが、
おそれAは、これ実は田中角栄さんを描いているそうじゃ!悪そうな顔しておるじゃろ?
それもそのはず、これはロッキード事件を描いたものなのじゃ!!
今にも賄賂をくれと手で合図しておるようじゃろ?
後の人は近所の人に写真を撮らせてもらってその人達を描いたそうじゃ!!
世間が見てるよと、言わんとしておるようじゃの。
今もこんなことしておる者は今すぐ足を洗うじゃ!!

今日行ったのは秋野不矩美術館という日本画家の美術館なのじゃが、
秋野不矩さんの姉妹という絵があるのじゃがそれは姉の方が完成された絵に対し
妹の絵はあえて未完成にしてあるのだそうじゃ!!
これは妹にはまだポテンシャルがあることを示しているようじゃの。
中村正義さんは木工用ボンドと岩絵具と蛍光塗料を組み合わせて描いてる
日本画を超えた手法を取り入れてるのが凄いのじゃ!!
これを日本画だと認めさせたんだから凄いのじゃ。
結核や肺ガンなどの肺の病気と闘ってきたのも興味深いのぅ。
肺には、こころって意味もあるのじゃ。
もしかしたらこころの病気とも闘っていたんじゃなかろうかのぉ〜。
舞妓さんの絵なんかも政治家の絵とはまた違って変な顔で描かれておるのじゃが、
それは舞妓さんってのは必ずしも、なりたい人がなっていたものではなかったようなのじゃ
だから中村正義さんはその女子の内面を絵にしたのじゃろ〜!!
せいぎと書いて正義なのだから正にジャスティスな男じゃのう〜あっぱれじゃ!!
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