太陽の塔を映画鑑賞
- BOBOMIND
- 2023年2月18日
- 読了時間: 2分
映画「太陽の塔」結論から言うと思ってた以上に良かった。凄く考えさせられる映画で、原発、ヒエラルキーの成り立ちなどなどが分かってくるけど、ちゃんと理解できるかって言ったらかなり難しい映画でした。ただ映画の作りとして凄く見やすく飽きさせないものでした。
岡本太郎は超優秀な人物だと言うことがわかった。大阪万博のパビリオンで丹下健三の建築に穴を開け、障子を突き破るかの如く建てられたこの太陽の塔。石原慎太郎さんの小説からも影響を受けてるってのは聞いていたけど、この映画で語られてるのはまた違った視点からだった。椹木さんや中沢さんチンポムなどが語ってて共感する部分とそれはどうかな?って思う部分ってのが結構あった気がする。楽観的な大阪万博の中でそれに警鐘を鳴らすかのような岡本太郎の作品。内部は単細胞から人間に進化していく過程が示されてるんだけど、人間が小さいんだよね。岡本太郎の芸術を表す言葉ってのは芸術は爆発だ!ってのがあるんだけど他にもあって、なんだこれは!!ってのも芸術だって言ってるんだよね。太郎は縄文土器を見てなんだこれは!って思ったらしい。弥生時代になってくると実用的なものになってしまうらしくってそれってオレが感じる蒸気機関から電気になってボタンがいっぱいだったものからスマホみたいなモニタだけのコンピューターになっていった過程と近いものがあるんじゃないかな?って思うんだよね。プリミティブなものに何かを見出してたんだろうなって思う。太陽の塔にいつか行けたらいいなって思います。是非皆さんこの映画を見て毎日同じ生活から抜け出して本当にしたいことを見つけみてはいかがだろうか?
Comments